小論文の基本の型:「主張・理由・具体例・結論」
2026年10月23日
小論文は作文とは違い、自分の意見を、理由をつけて相手に納得させる文章です。上手な表現よりも、筋道の通った組み立てが評価されます。まずは型を身につけましょう。
基本の4段構成
- 主張(序論):問いに対する自分の答えを最初に示す。「私は〜と考える。」
- 理由(本論1):なぜそう考えるのか。「なぜなら〜からである。」
- 具体例・反論への応答(本論2):理由を裏づける例。予想される反対意見にも触れる。「確かに〜という意見もある。しかし〜。」
- 結論:主張をもう一度、少し深めて述べる。「以上のことから、〜と考える。」
字数の配分は、序論1〜2割、本論6〜7割、結論1〜2割が目安です。
「確かに〜しかし」で深みを出す
自分の意見だけを並べると一面的な文章になります。反対の立場をいったん認めてから自分の考えを述べると、視野の広い文章になります。
例:「確かに、インターネットによって情報は手軽に得られるようになった。しかし、情報が増えた分、その真偽を見極める力がこれまで以上に求められている。」
減点されやすい書き方
- 問いに答えていない:最も大きな減点。設問文を何度も読み、「何を問われているか」を確認する。
- 話し言葉:「〜じゃない」「すごく」「なので(文頭)」などは避ける。
- 文末の不統一:小論文は「だ・である」調にそろえる。
- 一文が長すぎる:一文は60字前後までを目安に区切る。
- 感想で終わる:「〜と思いました」ではなく、主張として言い切る。
語彙力が説得力になる
「相対化」「普遍的」「契機」「自明」など、評論で使われる語を正しく使えると、文章が引き締まります。ただし意味を取り違えると逆効果なので、現代文キーワードや意味を取り違えやすい言葉のクイズで確認しておきましょう。
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