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評論文が読めるようになる「現代文キーワード」の覚え方

2026年10月23日

現代文の評論を読んでいて、「一文一文の意味はなんとなくわかるのに、全体で何が言いたいのかわからない」と感じたことはありませんか。原因の多くは、文章の骨組みになっているキーワードの意味があいまいなことです。

キーワードは「対」で覚える

評論は、ほとんどの場合「AではなくBだ」「Aと考えられてきたが、実はBだ」という対比で組み立てられています。だからこそ、キーワードを単独で覚えるより、対になる語とセットで覚えるほうが読解に直結します。

本文に片方の語が出てきたら、もう片方が「筆者の否定する側」か「筆者の主張する側」として隠れていないか探してみましょう。対比の構図が見えると、筆者の主張が一気につかみやすくなります。

「辞書の意味」と「評論での使われ方」を分けて覚える

キーワードの中には、日常語と評論とで使われ方が違うものがあります。たとえば「抽象的」は日常では「あいまいでわかりにくい」という意味で使われがちですが、評論では「個々の事物から共通する性質を抜き出した」という意味が中心です。「疎外」も、日常では仲間外れのことですが、評論では「人間が作ったものに逆に支配され、人間らしさを失うこと」という意味でよく出てきます。

意味を覚えるときは、短い定義+その語が出てきそうな文をセットにしておくのがおすすめです。「自明=説明不要なほど明らか」「『自明とされてきたことを問い直す』という展開でよく出る」のように覚えておくと、実際の文章で出会ったときにすぐ反応できます。

カタカナ語は日本語に置き換えておく

パラダイム、アイデンティティ、イデオロギー、メタファー、アナロジー……。評論のカタカナ語は、対応する日本語(枠組み・自己同一性・観念形態・隠喩・類推)に置き換えて理解しておくと、記述問題で言い換えるときにも役立ちます。

毎日10問で「見たことがある」状態にする

キーワードは一度に覚えようとするより、短い時間で何度も触れるほうが定着します。現代文キーワードのクイズは1回10問、2〜3分で終わります。間違えた語は自動で復習リストに入るので、通学時間などのすき間に繰り返してみてください。

現代文キーワードクイズで確かめよう(51問)

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