接続語と指示語で、評論の筋道を追う
2026年10月23日
評論文を速く正確に読む人は、文章の中の道しるべを意識しています。その代表が接続語と指示語です。
接続語の働きを4つに分ける
| 働き | 主な接続語 | 読み方のポイント |
|---|---|---|
| 逆接 | しかし・だが・ところが | 後ろに筆者の言いたいことが来やすい |
| 言い換え・要約 | つまり・すなわち・要するに | 後ろが前の内容のまとめ。傍線部の説明に使える |
| 例示 | たとえば | 後ろは具体例。主張そのものではない |
| 順接・結論 | だから・したがって・このように | 後ろに結論が来る |
特に「しかし」と「つまり」には印をつけながら読みましょう。筆者の主張はこの二つの後ろに集まります。
「確かに〜しかし」の構文
「確かに」「もちろん」「なるほど」は、いったん一般論や反対意見を認める合図です。その後に「しかし」が来て、筆者の本当の主張が述べられます。「確かに」の後ろを筆者の主張と取り違えないように注意しましょう。
指示語は「前」を探して、当てはめて確かめる
「これ」「その」「こうした」などの指示語が何を指すかは、多くの場合直前にあります。見つけたら、指示語の部分に当てはめて読んでみて、意味が通るか確かめます。
「このように」「こうした〜」は、前の段落全体をまとめて指すこともあります。段落の要点を短くまとめる練習にもなります。
キーワードと組み合わせる
接続語で筋道をつかみ、現代文キーワードで内容を理解する。この二つがそろうと、評論はぐっと読みやすくなります。対になる語の整理は「現代文キーワードの覚え方」も参考にしてください。
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